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医療情報基礎知識検定

医療情報基礎知識検定は、医療情報を扱う人々が共通にもっておくべき基礎的な知識を問う試験です。 
内容としては、医療の制度や病院の運営管理、医療情報やそれを扱う情報倫理、情報システムの基盤や医療情報システム（電子カルテなど）の仕組みなどについて問われます。
基礎知識検定という名の通り、医療情報に関する用語など、基礎レベルの理解力を問われるものですので、1~2年生での取得を勧めています。

ITパスポート（国家試験）

ITパスポートは、ITを利活用するすべての社会人、あるいはこれから社会人となる学生にとって必要な、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
具体的には、セキュリティやネットワークなどのIT知識、AI、ビッグデータ、IoTなどの新しい技術、プロジェクトマネジメントの知識、アジャイルなどの新しい手法、経営戦略やマーケティングをはじめとする経営知識など、幅広い分野の総合知識を問う内容です。
ITパスポートは、情報系に限らず全ての社会人や学生に推奨される、情報処理の基礎的な試験ですので、本学医療情報学科では最低限要求される知識レベルとみなし、1~2年生での取得を勧めています。

基本情報技術者（国家試験）

基本情報技術者は、ITを活用したシステムやサービスなどを作るために必要な基本的知識・技能を問う国家試験で、ITエンジニアの登竜門とも言われます。
ITパスポートがITを”利用する”側のための資格であるのに対して、基本情報技術者は、ITを活用してサービスや製品、システムなどを”作る”側の人材に必要な知識・技能であると言えるでしょう。IT系企業への就職を目指す大学生だけでなく、社会人もスキルアップのために受験しています。
受験資格がなく1年生からでも受験可能ではありますが、専門家として情報システムの企画・開発に携わるIT技術者の入り口とも言える資格ですので、本学医療情報学科では、3~4年生でのチャレンジを勧めています。

医療情報技師

医療情報技師は、医療の情報インフラを整え、病院の抱える課題を解決していくための知識・技術を身に付けた人材です。
医療機関のICT環境の整備や、医療に関わるシステムの開発、電子カルテの保守など、医療に特化したエンジニアのような役割を担う仕事がイメージされます。
情報処理分野、医療情報システム分野、医学・医療分野の3分野の試験で構成され、どの分野とも本学科卒業生としては必ず身に付けるべき知識が問われます。3~4年生に受検を勧めていますが、2年生でチャレンジする学生もいます。

診療情報管理士

診療情報管理士は、医療機関における様々な診療情報を収集・管理し活用するための、医療専門職種です。
病院でのデータの管理・活用は、医療の質の評価と適切な医療政策の構築のために必須のものとなっています。今後、国民の健康情報の扱いの重要性が増す中で、医療の安全管理や病院の経営管理に寄与する高い専門性とスキルを必要とする職種として活躍しています。
本学は受験指定校となっており、既定のカリキュラムを履修することで3年生から受験資格が得られます。